【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『ブラックフライデー』不戦敗の電機」から
2015/11/30
2015. 11.25 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『ブラックフライデー』不戦敗の電機」から
今はかき入れ時なのに目玉がない日本の電機メーカー
コラムの著者は、米国でブラックフライデー(ブラックは黒字)と呼ばれる、11月の第4木曜日(感謝祭)の翌日から1年で最もかき入れ時となるクリスマス商戦に入るが、日本の大手電機メーカーに元気がないという。
○買う気満々の消費者を満足させる商品がない
商機があるというのにこれに応じられない厳しい状況は日本の電機メーカーだという。家電製品の多くがいつの間にか海外の企業にお株を奪われているからである。円安なのに売れる商品を日本国内で作っていない。不戦敗である。
B2Cで企業価値を上げてきた電機メーカーがB2Bに軸足を移したからだとも言えないという。商品を最も厳しい目でみる日本の消費者に育てられてきた背景のある電機メーカーであるはずが。
新興国では消費は旺盛で、もう一度ライフスタイルを変えるような商品は出現しないのだろうか。