【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ご褒美の正しいあり方」から
2015/08/02
2015. 7.29 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ご褒美の正しいあり方」から
結果よりもインプット時に重要
コラムの著者 は、教育経済学者の中室牧子氏の著書「『学力』の経済学」の中の実験データを使って「ご褒美で釣ってはいけないのかどうか」などについて語っている。
○子育ての親の悩みや企業の人材育成にも関連
教育界にはご褒美で釣ってはいけないという考え方が多いとされてきたが、中室氏の実験データを分析すると、意外にも「釣ってもよい」という見解に達したという。しかし、問題はご褒美の出し方であるという。
「ご褒美は『テストの点数』などのアウトプットではなく、『本を読む』『宿題をする』などのインプットに対して与えるべきだ」
という。ご褒美は結果よりも、学力を身につける上で大切な習慣や態度に出した方が成績が上がった。
企業の人事でも昇給や昇進があるが、経営者はやる気を引き出そうと工夫を凝らしている。結果だけを求めると、うまくいくどころか組織が歪むという。結果=成績となり数字ばかり追い求め、要求に答えたとしても、次に「頑張ろう」という気持ちが起こらないのではご褒美の意味がないだろう。
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