【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:仮想通貨で体験施設、新しい遊び創造」から
2015/08/03
2015.7.30 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:仮想通貨で体験施設、新しい遊び創造」から
全力で遊びきってもらうことが目的
子ども向けの仮想通貨を使った体験遊戯施設としてナムコがオープンした「キルメスタウン」(東急モールズデベロップメント、港北東急S.C.(横浜市都筑区))を17日に開場した。この施設のマーケティング戦略について、コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は語っている。
○200近い娯楽施設をもつナムコの新規事業
日本生産性本部の調査によると、2014年ゲームセンターなどの市場規模は4240億円と前年比4.3%減と2007年をピークに減少が止まっていない。この業界大手のナムコは既存のアミューズメント施設の活性化が課題となっている。
既存顧客にはさらに来訪を促し、新しい遊びや新しい価値を提供しなければならないと新規事業にも力が入る。今回は、先行する「キッザニア」とは異なり、仮想通貨を増やすことに焦点を当てるのではなく、子どもたちに全力で遊んでもらうことに価値を置いているという。むしろ、こどもだけでなく親子で楽しめる形態を重視した。
さて、ゲームとはことなる体験型娯楽の挑戦の結果が気になるところである。
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