【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:産業の枠超え車「文化」へ」から
2015/07/22
2015. 7.21 日経産業新聞の記事「眼光紙背:産業の枠超え車「文化」へ」から
レース文化と車作り
コラムの著者 は、トヨタの現役レーシングドライバと会見し、レース文化がやがてモノ作りを超えたモノにもかもしれないと思っている。
○1960年代はレーサーはダンディーの対象で引っ張りだこ
鍛え抜いた体に精悍な顔。一般的なアイドルよりもカッコよいが、サインを求められて囲まれることはない。彼はトヨタレーシングの所属レーシングドライバーだという。
『昔より良くなりました。今の社長(豊田 章男氏)は僕の顔を知っていますから。昔は顔も名前も覚えてもらえませんでした』
とドライバーはかたったという。
1960年代の週刊誌では日本のミスターダンディーという特集記事で、三島由紀夫、石原慎太郎、伊丹十三よりも大きく取り上げられたのが、福沢幸雄。福沢諭吉の曾孫で、レーシングドライバーであった。日本のレースの黎明期、彼はTVのCMなどで引っ張りだこだったという。
日本の自動車作りは欧米を超えた。しかし、文化としての自動車はどうか?単に安くて頑丈では、新興国は追いついてくる。レースに巨費を投じる欧州勢は、車文化の意味をよくしっている。
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