【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:目を引くメガ・ギガ序列」から
2015/05/08
2015.4.28 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:目を引くメガ・ギガ序列」から
商品系列をネーミングで
コラムの著者 ネーミング&コピーライターの岩永嘉弘氏は、ハウスウェルネスフーズのドリンクの名称「ギガシャキ」と「メガシャキ」などを例に商品系列の順序をネーミングで表す戦略について語っている。
○ICTでおなじみの単位をネーミングに
岩永氏は最初、メガシャキは、「目がシャッキリする」ドリンクであろうと軽く受け流していたという。ところが、その商品系列である、ギガシェキが出た時は、ICT業界の広告である、フレッツ光の「ギガ速い」に通じるネーミングを思い起こしたという。つまり、ギガはメガよりも上位の単位であることが認知されたことから、「凄い」と同意語になったという。ギガシェキはメガシェキよりもすごクシャッキリするという新感覚表現であるという。さらに、これによって凄さの順序がネーミングで示せる。
時代の旬のキーワードを見事に生かし刺激的な対のネーミングに仕上げた。同様に、常盤製薬工業のドリンクで「眠眠打破」がある。その強力版を「強強打破」、さらにその上をいく「激強打破」と、漢字2字の変化で勝負している。ともに商品系列の順序付けをうまくネーミングで表している。
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