【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:努力の『質』を物差しに」から
2015/02/14
2015. 2.10 日経産業新聞の記事「眼光紙背:努力の『質』を物差しに」から
時代に合わせた人事評価の物差しがもてるか
コラムの著者は、仕事に対する「量」から「質」への変化の時代ではないかと、頑張ることに対する考察を行っている。
○「がんばると迷惑な人」(太田肇同志社大学教授著)が生産性を落とす
こんな上司はいないか;
- 幹部の前だけ張り切る
- 残業や休日出勤を誇る
- 周りへのアピールか、必要以上に大きな声で命令する
- 会議では、存在感を示すだけの発言
- 受注の見込みが薄い取引先に勇んで営業に行く
など、同著には紹介があり、こうした管理職が企業をダメにすると指摘している。労働時間、声の大きさ、発言数など頑張りの「量」で出世してきた人たちのことである。
ところが今はICTなどの発達で新しいアイデアが富を生む時代。上司の目の前だけ忙しく振る舞う社員よりも沈思黙考を続けたり、逆に自席に寄り付かない社員などの方が高い付加価値を可能性があるという。
女性の活躍を推進する上でも生産性が低い頑張り至上主義の是正が必要な時であろう。当然、人事評価の物差しもきちんと持てるかが企業の未来に係るだろう。
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