【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:スマホで広がる『ながら』行動」から
2014/12/07
2014.12.5 日経産業新聞の記事「流行を読む:スマホで広がる『ながら』行動」から
テレビ視聴者の多くがマルチ行動に
コラムの著者 関沢 英彦氏(博報堂生活総合研究所エグゼクティブフェロー・東京経済大学教授)は博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所の調査を使って、テレビの前の視聴者がどのような行動をとっているかを分析している。
○「ながら行動」が楽に行えるテレビ前
テレビ画面とスマートフォンの画面を一緒に見る『ダブルスクリーン視聴』が定着しているという。博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所の調査によれば、テレビの前に座っている視聴者の60%は同時に手元の端末を操作したことがあると答えている。
このときの行動は;
- 【インフォーメーション行動】番組の出演者の情報を得たり、登場したレストランなどを調べるといった行動。
- 【コミュニケーション行動】SNSをつかって、自分の気持ちを発散させたり、友人に知らせたり、決定的な場面を友人と共有しつぶやくといった行動。
- 【ゲーム行動】テレビを見ていない時や通勤通学時にゲームを行う行動
- 【オペレーション行動】家庭内の様々な機器や家電をインターネットを使うIoT(Internet Of Things)の普及でコントロールする行動。今後ふえると予想される
情報検索、人との対話、遊び、機器の操作をテレビの前でスマホをつかったダブルスクリーン視聴でますます楽に行えるという訳だ。寝転がってすべてが行える時代である。
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