【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:フリマアプリ、ユーザーとの交流重視」から
2014/12/06
2014.12.4 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:フリマアプリ、ユーザーとの交流重視」から
先行アプリとの差別化は顧客の声の傾聴
コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)は、消費者同士が品物を売買できる、C2C市場に後発で参入した楽天の「ラクマ」を事例に先行アプリとの差別化について語っている。
○盛り上がるC2Cアプリ
高岡教授によると、C2Cとして特にフリーマーケットアプリは盛り上がっているという。
- メルカリ;VBのメルカリが運営
- Fil(フリル)
- STULIO(ステューリオ)
- ラクマ;楽天
などがあり、メルカリは、10月1日から販売手数料の有料化に踏み切ったがトップシェアである。楽天も30歳位以上向けのサービスとして「楽天オークション」などあるが、新規にラクマはターゲットを18歳から24歳の女性とした。先ずは楽天会員として取り込む戦略であり、出品や売買成立時の手数料は無料。
ラクマは他の競合サービスと差別化するために、楽天オークションからカスタマーサポートの人員を専用担当として配置し、安心、安全な場の提供を維持管理することを重視した。ユーザーとのコミュニケーションを傾聴し、時には、要望に応じたシステム改善も行うという。
これからのコミュニケーションやコミュニティーの運営にはこのユーザの傾聴が必須な行動となってきている。
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