【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「探査計:コードレス掃除機革新」から
2014/12/25
2014.12.22 日経産業新聞の記事「探査計:コードレス掃除機革新」から
国内メーカーが実現出来なかった電化製品
コ ラムの著者 戸井田園子氏(家電コーディネーター)は、英ダイソンの高機能コードレス掃除機に触れて、アイデアを製品に持っていく開発力について語っている。
○ソフトローラーの発想
大小どんなゴミでも1回で集塵できる同社のヘッドブラシ「ソフトローラー」は従来のヘッドブラシの概念を打ち破っているという。
掃除機の集塵力はヘッドの大きさで左右される。細かなホコリを吸い取るためには、床面に密着すれば良いが、大きなゴミは、ある程度のすき間が必要だ。この相矛盾する条件を満たす事が難しく、同社のソフトローラーは両者を満足しているという。
その発想法は、ブラシ(ソフトローラー)の軸の中に回転機構を収納し、ヘッドカバーからはみ出るほどの大きなローラーブラシができた。従来の形にとらわれないことで、今までの問題を解決出来たという。
同じような発想は以前から国内メーカーにはあったそうだが、市場投入できないことは無きに等しい。同じ発想があれば、製品として展開出来なかった理由をしっかりとレビューすべきだという。まさにその通りである。
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