【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:徳川御三家とノーベル賞」から
2014/11/27
2014. 11.25 日経産業新聞の記事「眼光紙背:徳川御三家とノーベル賞」から
異質な人材がノーベル賞を生む環境に
コラムの著者は、徳川御三家の一角であった尾張名古屋にノーベル賞人材輩出の要因があるという。
○今世紀入って受賞した日本国籍の研究者11人中6人が名古屋大学在籍
「なぜ全国的に知名度で東大や京大はもちろん、大阪大学や東北大学にも劣る名古屋大学にノーベル賞が集中するのか?」
これがコラムの著者が名古屋大学の浜口道成総長に切り込んだ質問である。
答えは意外なもので、
「尾張名古屋が徳川御三家の一角だったから」
といくうものだったという。
つまり、徳川幕府を打倒して生まれた明治政府は、朝敵の名古屋に冷たく、国内有数の大都市であるにも関わらず長らく帝国大学を設置しなかったという。名古屋帝国大学の設置は、当時の京城や台北帝国大学よりも後だったという。これが逆に幸いしたという。
後発であるが故に、自前の人材で足りず他大学の優秀な人材を呼び込み、出身大学にこだわらないオープンな人材登用が研究を活性化し成果を生んだという。
異質な人材の登用で組織を活性化するのは企業だけでなく大学にも当てはまりそうだ。
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