【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:IT機器制限の『その先』」から
2014/10/14
2014. 10.9 日経産業新聞の記事「眼光紙背:IT機器制限の『その先』」から
ジョブズの子供たちへのIT機器制限から広がる
コ ラムの著者は、IT機器制限(No Screen Policy)の広がりから、今後必要なのは何かを語っている。
○もともとは企業の情報セキュリティー用語
IT機器制限(No Screen Policy)とは元来企業内で食事に席を立つ場合や長時間席を立つ場合に不正なログインがされないようにログオフするなど情報セキュリティーの用語であったという。これが、家庭にも転じて使われるようになり、夜になったら子供たちにゲームやスマートフォンなどのIT機器の利用を禁止し、読書や音楽鑑賞、家族団らんの時間にしようという意味で使われているという。
故スティーブ・ジョブズ氏が自分の子供にIT機器の利用を相当程度制限していたと米ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された記事から最近広がった。背景にITに対する漠然とした社会不安があり、デジタル・ネイティブの現代の子供たちには深刻だという。IT機器を使っている間にこれまでの身につけねばならないことに時間が使われないといった危惧である。
ただ、コラムの著者がいうように、IT機器のスイッチを切っても、家族で子供たちに何をするかといったコンテンツがなければ、この制限も無意味ではないかといえる。
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