【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大空港の不便さ解消、挑戦を」から
2014/10/24
2014. 10.21 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大空港の不便さ解消、挑戦を」から
MRJについで大空港の巨大化対策へ
コラムの著者は、小型ジェット旅客機MRJに次いで日本の技術力で、空港の巨大化に伴う不便さを解消出来ないかと示唆している。
○発着便数と利用者の増加で強大化するアジアのハブ空港
巨大化すればするほど、入国審査から荷物の引き取り、次の目的地への移動が長くなる空港。アジアの人の往来が増えれば増えるほど、空港も益々大きくなり、反って不便で苦痛な場所になりつつあるとコラムの筆者は嘆く。
このほど、三菱重工業の小型ジェット旅客機MRJの試験飛行用初号機が公開された。燃料効率が高く、しかも静音性が売り物で、日本の総合的な技術力の高さが見て取れるという。ならば、そのインフラにも目を向け、巨大化する空港の不便さを解消することに挑戦すべしというのが、コラムの著者の主張である。
高齢化が進む日本の企業こそ、巨大空港で利用者の動線短縮しながら搭乗口を増やす斬新な設計や歩行距離を減らすために新たな設備を開発する場合、日本企業のきめ細かさと要素技術が活かされるという。かつてフランスは途上国から空港建設の助言を求められると、パリのシャルル・ドゴール空港の設計図をそのまま渡したという。日本もアジアの途上国にそのまま空港設計を渡せるよう挑戦してはどうか。
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