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2014.10.3   日経産業新聞の記事「流行を読む:女性向けファッション・レンタル」から

若者がモノを所有することに執着しないことに注目

コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国の1990年以降に生まれた「ミレニアム」世代が物の所有からシェアや会員制サービスで借りることに違和感にないことに注目したビジネスについて触れている。

○ファッション・レンタルサービス「レント・ザ・ランウェイ(Rent The Runway)」の人気

パーティなどのドレスは一度しか着ないことが多く、さらに流行はシーズンによって変わるために、大金を出しても箪笥の中に埋もれていくという。これに目を付けたのが、ハーバード・ビジネス・スクールで同級生であったジェニファー・ハイマンさんとジェニファー・フライスさんで、2009年インターネット上でレンタルサービスとして立ち上げた。今は約500万人の会員を持つまでとなった。デザイナーブランド250社と提携して、洋服、アクセサリー、バッグとトータルファッションを提供。洋服のサイズ、汚れ、破損などの課題を克服し、急成長しているという。

  • レンタル期間は4日間と9日間
  • 料金:販売価格の約10分の一
  • サイズ:2つのサイズを送る
  • 汚れや破損:5ドルの保険代を自動的に請求

こういった仕組みで、最近は試着用のショールームも展開。予約制で、担当のスタイリストが顧客の目的と好みを聞き、試着候補を推薦してくれるという。このサービス、45分で25ドル、90分で40ドルと有料だが人気だという。

流行の先端を行く洋服レンタルに拡大し、若者が物の所有に執着しないことでビジネスを広げるという。boutiquewinehappy01

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