【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「探査計:ティファールの調理家電」から
2014/10/08
2014.10.6 日経産業新聞の記事「探査計:ティファールの調理家電」から
全自動化だけではない顧客のニーズ
コ ラムの著者 戸井田園子氏(家電コーディネーター)は、欧米家電が人気の中で仏グループセブが「ティーファール」ブランドで揚げ物・炒め物・煮込みが自動でできる「アクティフライ」を取り上げ、その人気のわけに触れている。
○程よい「半自動」が功を奏す
この商品。スタートボタンを押せば、自動で加熱は始まるが、加熱時間は利用者が設定する「半自動」。要は、かきまぜ機能だけを自動化した「半自動」家電であるという。
日本のオーブンレンジでも多機能で競っているが、利用者は使えこなせず、温め機能しか使わないことが多いのではないか。これに対して同商品は、基本的な使い方ができれば、フライパンで調理するのと同様に、レシピにはない家庭独自の料理も作れるようになるという。この程良い「半自動」が使い勝手の良さをもち、人気となっているようだ。何でも全自動ということが全てでないことを物語っている。
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