【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『こころ』に学ぶ少子化対策」から
2014/10/09
2014. 10.6 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『こころ』に学ぶ少子化対策」から
未亡人がとった当時の生活の知恵
コ ラムの著者は、夏目漱石作『こころ』から明治時代の女性の生き方から独居老人の課題を克服しようという提案をしている。
○小説『こころ』が描く明治女性の逞しさ
コラムの著者によると
- 夫を亡くした妻が、年ごろの娘とともに素人下宿を始める。優秀な学生2人を住まわせると三角関係が芽生え、やがてその娘は2人のうちの1人と結婚する
といった同小説の後半でのあらすじから明治時代の人間模様を取り上げている。
最初の下宿人は街で偶然、この下宿屋を知り、大家である妻は、いきなり訪れた学生にその場でいくつか質問し、特に調査もせずに受け入れを決める。
- 自己責任でリスクを負い、
- 女性だけで暮らす不用心を解消し
- 収入を増やし
- 娘の花婿候補まで確保
といった、公的支援や警備会社などない時代に明治時代の女性の逞しさを垣間見るという。
少子高齢化の現在、空き家が増え、家の広さももてあましつつ、年金に頼る生活の厳しさを訴える独居老人も多い。逆に独身は低賃金で住宅に困り、出会いが乏しく結婚できないという。のアンバランスを『こころ』の妻をモデルに老若同居で解決できないか。これがコラムの著者の提案だ。同様な考えでNPOが成果を上げていることから、良い提案かもしれない。
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