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2014.8.29   日経産業新聞の記事「流行を読む:無線操縦機の人気、DIYと親和性高く」から

日曜大工(DIY)など自作文化に調和

コラムの著者 岩崎 博論氏(博報堂ブランドデザイン ストラテジックプランニングディレクター)は、ホビー(趣味)分野で「ドローン」もしくは「クワッドコプター」と呼ぶ無線操縦機がじわりと人気になっている背景について語っている。

○玩具だが高性能な無線操縦機

プロペラなどの駆動部、ジャイロセンサー、加速度センサー、高度センサーなどを搭載し、自動的に機体を安定させて飛べるため、初心者でも簡単に飛ばすことができる。

さらに、カメラを搭載あるいは小型カメラを取り付けられる仕様になっていて、空撮を楽しむことできる。

ドローンの操作はスマートフォンやタブレット端末で行うことができるものが多く、撮影中の画像をリアルタイムで、これらの端末で確認できる。さらに、メーカのサイトにはドローンを使った空撮コンテンツが数多く投稿されているという。

中には、GPSやハイビジョンカメラを搭載し、自動帰還させることもできる製品もあるという。これらの機能が設計情報として公開されていて日曜大工(DIY)や自作といった楽しみがあることも人気を呼んでいる。

ドローンは操縦だけでなく、自作や改造、空撮動画のネット共有など、ユーザーに創造できる余地が大きく、そこが差別化となっている。このようなユーザによる創造を新しいビジネス・モデルとして考えるのも面白い。airplanehappy01

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