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2014.9.1   日経産業新聞の記事「探査計:往年ブランドの再構築」から

資産活用がブランドの再生を果たす?

コ ラムの著者 山之内正氏(AV評論家)は、縮小傾向が著しいといわれがちなオーディオ市場で、高級オーディオ機器に、この程、1965年以来再参入すると噂されているパナソニックの名門ブランド「テクニクス」について触れている。

○高級オーディオではブランドの評価が成功のカギ

9月5日ベルリンで開幕する欧州最大の家電見本市「IFA」で、パナソニックがテクニクスとして再参入するのではないかと憶測が流れている。1965年に創設されたテクニクスは、アンプ、スピーカー、レコードプレーヤーなどが著名で、ターンテーブルとモーターを直接つなげたダイレクトドライブ方式が広く浸透し、ブランドの確立に大いに貢献した。どうやら、山之内氏は、往時のレコードプレーヤーかフルシステムの流れを切望しているようである。

ブランドの強化には過去の資産を無駄にしない姿勢が重要だという。ましてや、一度は撤退したことなら、なおさら、かつて最先端技術を切り開いてきた姿勢を持ち、継続的な製品開発を顧客にきちんと見せなばならない。第一弾の製品が注目される。musicnotehappy01

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