【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:広がる大変革の波」から
2014/09/01
2014. 8.27 日経産業新聞の記事「眼光紙背:広がる大変革の波」から
あらゆる産業にイノベーションが不可避
コラムの著者は、これまで語られてきたイノベーションの最先端が製造業であることは言うまでもなく、資本市場にも新しい動きが出てきたことについて語っている。
○日本経済の復活に必要な全産業分野のイノベーション
モノづくり革新が製造業で進みつつあり、世界の競合メーカーとの生き残りをかけた戦いで、開発・調達・生産の三位一体となったコストハーフ活動が動き出している。自動車メーカーではこれを実現することも近くになってきたという。電機メーカーも車載を軸にこれを成長の源泉の1つとして動き始めている。
一方、日経平均株価も1万5千円を超え、資本市場も投資家の期待値と企業の努力目標の格差を詰めるという動きも出てきた。企業の企業価値拡大戦略を資本コストとROEの関係から明確に説明し、投資家はROE8%以上で成長力と株式還元姿勢のある企業に長期投資するというものである。
政治やマスコミがイノベーションの最も遅い変革地帯と言われているが、当事者が気付かない内に変革の波に流されないように気を付けるべきであろう。
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