【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:真のグローバル人材、当意即妙の才が条件」から
2014/06/07
2014.6.3 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:真のグローバル人材、当意即妙の才が条件」から
ウイット(当意即妙)で良き国際的な友人を作れ
コラムの著者 和田昭允氏(東京大学名誉教授)は日本人の長所である生真面目さを取り上げ、さらに、グローバル化時代には、バーナード・ショーとウインストン・チャーチルのやり取りで示されるようなウィットも必要だという。
○バーナード・ショーとウインストン・チャーチルのやり取り
バーナード・ショーがウインストン・チャーチルに、自分が演出した劇の招待状を送った。内容は、
- バーナード・ショー:『初日においでいただければ光栄です。お友達もお連れください。でも、もしお友達がおられたらのはなしですが』
といったもの。チャーチルのっ返事は、
- 『ご招待ありがとうごさいます。初日はうかがうことができないので、2日目に参ります。でも、もし2日目があればの話ですが』
と切り返した。和田教授はウィットも日本人が世界をまたにかけて活躍するグローバル化の必要条件に入れている。さらに、
- 自分の考えを論理的に伝えられる会話力
- 自分と相手の国の歴史と文化に明るいこと
- ウィットに富んだ会話ゲームで偉大な友人を作ること
で十分条件を満たすと、和田教授は示唆している。性愛の誰からも尊敬される知性にあふれた洗練された人格をどう育てるのか。この高いハードルを越えねば真のグローバル化とは言えないと同教授は指摘する。
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