【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:頭の柔らかさ、サイエンス思考に必須」から
2014/06/06
2014.5.23 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:頭の柔らかさ、サイエンス思考に必須」から
2つの試み
コラムの著者 和田昭允氏(東京大学名誉教授)は、指導している横浜サイエンスフロンティア高校でのサロンでのやり取り、もう一つは、同氏が主催する社会人対象の勉強会での話で、科学的思考の応用について語っている。
○サロンでのやり取り
『君たちは授業で立派な先生方から知識を教わっている。それは答えのあることで、それがちゃんと答えられるかどうかの試験がされる。しかし、このサロンは授業じゃない。「答えのないこと」をアーでも、コーでもないとひねくり回して知恵を出すところだ』
と言って軽食を行いながら話をおこなうというものだ。生徒の反応も、和田教授の狙い通り、頭を柔軟にして、次元と宗教までも一緒に考えるまでも言ったとのことである。(詳細は割愛)
○社会人対象の勉強会
幅広い社会人を受け入れた勉強会で、宇宙物理学の権威の佐藤勝彦氏を招いて行ったそうだ。そこでの和田教授は、
『佐藤さんの話は宇宙誕生のドラマで、ビッグバンとかインフレーション、あるいは相転移などのキーワードが出てきます。これらの現象は、企業活動とは全く関係はない。しかしそれらが持っている概念は一般的で、皆さんのお仕事のつぎの発展に重要なヒントを投げかけるはずです。ぜひ、現象のうしろに隠れている本質を感得してください』
と語ったそうである。
さて、この2つの試み、今必要な柔軟な頭につながるだろうか。
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