【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:機能訴える売り場、現場の声で柔軟改善」から
2014/05/09
2014.5.8 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:機能訴える売り場、現場の声で柔軟改善」から
世代別から季節別売り場に柔軟に変更
コラムの著者 高岡美佳氏(立教大学経営学部教授)は、トリンプ・インターナショナル・ジャパン(東京・中央)が展開する女性下着のマーケティングについて触れている。
○販売員の声を反映した売り場
同社の主力商品、春夏用ブラジャー『トリンプフリーブラ』は軽量で通気性が高いことが特徴。昨年の春夏投入した商品の刷新版。昨シーズンは、40歳代を軸に売り場展開を図ったが、実際には、20代後半から30歳代の女性が多く購入しているとの販売員からの情報で、マーケティングを変えることにしたという。
今シーズンは、通気性を前面に出し、世代でくくるやり方から初夏から真夏に向けた商品を集め訴える季節別売り場に改めた。特に女性用下着、特にブラジャーはマーケティングや売り場の作り方で販売動向が大きな影響を受けるという。他のアパレル商品とは異なり、消費者が店内に入った際に、色や柄は目に入るものの一見しただけでは機能までわからないからだという。
ここでの同社の売り場ノウハウは、低価格商品への差別化として重要だ。
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