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2014.4.8  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:宇宙の生命探査、得意分野で学生も戦力」から

自然科学の探求に参画できる

コラムの著者 佐々木 聰氏(東京工科大学教授)が、素朴な疑問である『宇宙人はいるのだろうか?』につながるアストロバイオロジーについて語っている。

○生命探索もコンパクトに

火星に顕微鏡を運び、土の中にいるかもしれないという微生物を観測しようとという計画が進みつつある。有機物を体内に持っていたら、有機物に結合して光る分子を加えることで、高感度の顕微鏡で検出する試みである。さらに、軽くて高機能なデバイスもでき、きわめてコンパクトな無人顕微鏡システムの可能だという。

地球外の生命を発見することは、火星などの資源探索などとはことなった意義があると、佐々木教授は指摘する。

まず、アストロバイオロジーは他分野で多くの学術分野に広がる。さらに、自分に得意な分野を通じて計画に参画できる利点があり、普通の大学生が重要な戦力になる可能性もあるという。生物とはなにかに始まり、我々はどこにいくのかといった極めて哲学的な領域にも踏み込まざるをえなくなる。教育的効果も非常に大きいアストロバイオロジーについて更なるフォローが必要だ。happy01

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