【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ビットコインと日本の若者」から
2014/03/11
2014. 3.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ビットコインと日本の若者」から
世界の経済危機で逃げ込んだ資金はビットコインだった
コラムの著者が取り上げるのは、東京・渋谷の「取引所」が民事再生法の適用を先週末に申請、カナダでも取引所が閉鎖された「ビットコイン」である。
○実態が分からない世界マネーとおなじ?
クラッカーによる攻撃を受けたとか、匿名性や投機性に問題ありとする眉唾物と指摘してきた人々の主張が正当性を帯びそうだとコラムの著者は指摘している。課題は、ビットコインは何者で、その出現は何を意味したのかを知っておく必要があるという。
出現したのは数年前といわれる。どうも日本の数学者や欧米のハッカー(クラッカーではない)が開発を行ったといわれるが、当該の人物の存在も明確でないという。ただ、重要なのは世界的な経済に影響を与えるであろう電子通貨としての開発に、ICTや金融工学の優れた人材がここ日本にいることである。
こう言った若者の理想は、政治に左右されない国籍なき通貨の流通であった。
昨年のキプロス危機で世界のマネーの逃げ込み先がビットコインであったともいわれている。国家に通貨を委ねること自体も変わる予兆なのかもしれない。
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