【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:日本女性の誇り、和語で表現」から
2014/03/07
2014.3.4 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:日本女性の誇り、和語で表現」から
かつてはヨコ文字ばかりの化粧品名
コラムの著者 ネーミング&コピーライターの岩永嘉弘氏は、富士フォルムのスキンケア化粧品「アスタリフト」の新商品キャンペーンについて触れている。
○資生堂のキャンペーン「め組のひと」
目を化粧の中心に据えた化粧品のキャンペーン。マスカラ、アイライン、アイシャドーなど。この「め組のひと」は江戸の火消しのもじりで和のイメージもうまく表現。商品系列にも合っていたという。
○富士フォルムのスキンケア化粧品のキャンペーン「赤組スキンケア」
- 商品の色が赤色。トマトに含まれ、抗酸化作用のある「リコピン」の色
- 「赤いスイトピー」の連想から、タレントは松田聖子
- 赤の組み合わせで「赤組」
- 運動会の赤組白組で、従来の白い(透明な)化粧品に対する挑戦的なネーミング
と岩永氏の指摘は面白い。かつては、化粧品のネーミングはヨコ文字であった。女性の関心がパリやニューヨークなどに向いていたからであろうという。今は、自信を獲得して、日本女性としての誇りを表出するようになって、和語が主流のネーミングになったようだ。
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