【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:センサー技術の進歩、人と機械の役割変わる」から
2013/11/04
2013.11.1 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:センサー技術の進歩、人と機械の役割変わる」から
センサーとセンシング・インテリジェンスが開く機械の世界
コラムの著者 山﨑弘郎氏(東京大学名誉教授)は、これまでの人と機械の立場が、センサー技術とセンシング・インテリジェンスによって逆になる可能性を示している。
○センサー技術の発展
センサーは自然や人工物の情報を人や機械に提供する。近年機械の自動化が進むと、センサー技術を人だけでなく機械が扱うことも多くなってきた。そうなると、センサー技術で検出する対象に人も含めるようになり、その情報を自動機械が利用することになってきている。つまり、自動機械の方で人の行動が読み取れることになる。
今までは、人が機械をコントロールすることで自動化機械を操作してきた。車の運転がそうである。人の方が機械の構造や動作を理解し、操作することであった。この場合機械の都合に合わせて人が操作を行うわけである。
センサー技術の発達で人の行動や合図を検出することが出来るようになり、人の希望や意図を読み取って動作することになる。機械が人に合わせてくれるようになった。
○センシング・インテリジェンス
人の合図や意図を情報として洞察する機械側の知能(センシング・インテリジェンス)が進歩する。この知能は更に進化して、人だけでなく、その周りの環境や機械自身の状況も考慮して判断するようになった。結果、人の未熟さを補い支援する機械が実現されてくる。自動車の自動姿勢安定システムなどがこれにあたる。さらに衝突回避支援システムは、前方の車や人にいる事故回避を行い、居眠りやよそ見をセンサーで検出すれば性能は大幅に向上することになる。
今話題になっている自動運転システムは日米欧のメーカーがこぞって研究開発を行っており、人が自動運転システムがきちんと動作しているかを確認するだけの究極のシステムになろうとしている。
ただ、最後の事故に対する責任は機械ではなく、人である。立場が変わっても責任はやはり人である。
コメント