【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:わらしべ長者は詐欺師か」から
2013/11/19
2013. 11.15 日経産業新聞の記事「眼光紙背:わらしべ長者は詐欺師か」から
適正価格は消費者が決める
コラムの著者は、楽天の『二重価格問題』にふれ、適正価格とは誰が決めるものなのかについて語っている。
○わらしべ長者は詐欺師?
昔話で出てくる、わらしべ長者は藁から屋敷まで物々交換していくお話。しかし、交換した相手は、誰もが納得の内に交換し価値を認めていた。言い換えれば、そこに違法性はなく、詐欺師でもない。
ところが楽天で、シュークリーム10個に1万2千円の元値を付けて「77%引き2600円」でシュークリーム10個に1万2千円で売った店舗の行為はどうか。コラムの著者は、褒められた行為ではないが、犯罪ではないのではないかと語っている。つまり、この元値がいやであれば、この店舗から買わなければ良いだけで、法外な値段を付けた店舗は市場の原理で消費者の信頼を失うだけだあろう、という。
価格が適正かどうかは監督官庁が決めることではなく、消費者ではないのかといった皮肉である。
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