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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ジョブズ氏の『c』は遠く」から

2013. 9.17  日経産業新聞の記事「眼光紙背:ジョブズ氏の『c』は遠く」から

クリエーティブな商品開発の道は長い

コラムの著者は、米アップルの創業者のスティーブ・ジョブズ氏に関する逸話と新型iPhone5について語っている。

○新型iPhone5cの「c」の逸話

IT業界のうわさで、今回の新型iPhoneの「c」はどこから来たのかといった話があるという。あるIT大手のスマートフォン部門幹部は、「そうかiPhoneって、カラフルのcだったのか」と語った。コラムの著者によれば、褒め言葉ではない。今回の発表の目玉としたのが、端末のカラーが2色から5色になっただけという落胆したものだったからだ。さらに、cは中国を意味し、廉価版とのうわさもあった。

故ジョブズ氏が口癖のように言ったのは「我々は世界のクリエーティブな人々に、クールな商品を提供するのが使命だ」という言葉であった。しかし、この言葉が実現するのは、11年後のことであったという。

クック現CEOになって、アップルの革新性は終わったとみる見方もあるだろう。しかし、天才と呼ばれたジョブズ氏でさえ、「c」をクリエーティブとするには時間がかかった。まだ結論を出すのは早計ではないだろうか。happy01

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