【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:コミック『進撃の巨人』、アニメ、世界で快進撃」から
2013/08/25
2013.8.22 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:コミック『進撃の巨人』、アニメ、世界で快進撃」から
アニメ公開で変わった市場
コラムの著者 面川真喜子氏(マーケットプランナー)は、今最もアツいコミック『進撃の巨人』(講談社、諌山創氏作)が世界に向けてアニメ放映を始めたところブレークしているという。
○コミックとしての実力
累計部数2300万部、最新刊は単行本で185万部と、大ヒットである。突然現れた人を食らう巨人と人類の戦いの物語で、残酷シーンも多いという。コミックだけであると、この残酷シーンが目立ちすぎ、営業も進まなかったという。
ところが、4月から日本、英語圏、フランス、東南アジアでアニメ放映を行うと、事情は変わったという。さらに、放映に合わせたコンビニやピザ宅配のキャンペーンも人気を呼んでいるという。
○周辺ライツも展開
さらに、このアニメ主題歌もカラオケ配信で急上昇。着うたダウンロードも記録を書き換えているという。さらにアニメとしては異例のイベントも1万人以上を収容できる横浜アリーナなどで開催されるという。
このように原作のイメージを変えずに、ファンの期待通りの展開を図ることで、周辺ライツでのビジネスもひろがるという。まさに、放送の力である。
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