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2013.8.23  日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:花の需要創出するには」から

「モノ日」を増やそう

コラムの著者 平林千春氏(東北芸術工科大学教授)は福島市、仙台市と花卉の需要が全国1位、2位である地域で、花の需要を増やす試みについて語っている。

○「モノ日」

平林教授によると、花の需要の大半は、ブライダルや葬儀などの冠婚葬祭用。特に「仏花」と呼ばれる菊などの需要はお盆や彼岸も加えると全体の3分の1となるそうだ。

花卉業界では、「モノ日」と呼ばれる年中行事(正月、お盆、お彼岸、クリスマス、母の日など)が個人の需要の中核をなしていることから、平林教授は、福島市、仙台市のような需要の旺盛な地域で、消費を喚起しようとしている。

  • 新しい「モノ日」の設定:日本有数のダリヤの産地である山形県川西町では「川西ダリヤ園」の宣伝も兼ねて、9月の敬老の日に孫から祖父母にダイヤをプレゼントすることを企画している。

モノ日をきっかけに、もっと潤いのある街になれば市場創発型マーケティングが効果を発揮することになろう。bud

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