【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:豪華クリニックのTVは韓国製」から
2013/05/08
2013.5.5 日経産業新聞の記事「眼光紙背:豪華クリニックのTVは韓国製」から
海外勢の家電戦略
コラムの著者が語るのは、電機業界で不振の液晶テレビの販売戦略についてである。
○大手家電メーカーの地元でもある関西での逸話
JR大阪駅北隣りで再開発プロジェクト「うめきた」で中核を占める複合施設「グランフロント大阪」に4月26日の開業から4日間で143万人が訪れたという。
その中に大阪市内の有名病院が会員制の高級クリニックを開設した。まるで豪華ホテルのような設備にコラムの著者の目は各部屋の備品である液晶テレビに止まった。
大阪と言えば大手の家電メーカーのおひざ元。そこでのフラグシップ的なクリニックにある液晶テレビのほとんどが韓国LG電子製であったという。そこに韓国勢の商品戦略があるという。
画質よりは先ずデザインで伸びたとさえいわれる同社の製品は、存在感を高めるために、商談ではシンボリックな施設に対して思い切った価格提示を行うという。価格で日本勢が負けたのかデザインなのかは不明であるが、次世代テレビ4Kや8Kの商品戦略をコラムの著者は憂いている
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