【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『農業』『教育』に挑む日立」から
2013/05/07
2013.5.2 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『農業』『教育』に挑む日立」から
『勝ち組』となれるか?
コラムの著者が語るのは、電機業界は今シャープやパナソニックが不振の中にあって、日立が比較的堅調であることを取り上げ、成長のネタ探しをおこなっていることを取り上げている。
○モノづくりだけでなく、サービスで付加価値を
同社の成長のネタ探しは、「サービス」と「グローバル」をキーワードにして新事業開発本部が中心となり、世界で戦えるビジネスモデルの創造を目指している。
「サービス」と「グローバル」の掛け算の相手は、「農業」、「教育」、「資源」、「高齢化」などがある。これらをアイデアが事業として成り立つ可能性があるか、海外で事業展開した場合競争にかてるかといった検討をしっかり行って1年ほどフィージビリティ・スタディー(事業性検証)を行うという。事業を創造することは、即日業績面に貢献するわけではないが、将来の成長を考える上では不可欠だという。
○新規顧客開拓も
さらに、インフラ事業の太いパイプを持つ同社は、従来の特定顧客に偏重せず、新規のお客様を開拓することを怠らない。
大手企業も、中小以上に事業性の新規発見が必要な時代となっている。
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