【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:使いやすさとは」から
2013/05/16
2013.5.14 日経産業新聞の記事「眼光紙背:使いやすさとは」から
インターフェイスの変化が課題
コラムの著者が語るのは、家電でも、駅の券売機でも慣れないと使えないインターフェイスについて考察している。
○機器によって意味が異なる表示
エアコンのスイッチに付属した小さなランプが緑。一方、照明のスイッチの小ランプは赤。これらの意味は?
- エアコンの緑ランプ:今はON状態
- 照明の赤ランプ:OFFにするにはここを押す
というのが正解だそうだ。このように機器によってインターフェイスの意味は異なり、インターフェイスのを変えることで新機能とみる向きもある。米アップル社のスマートフォンやタブレット端末では、インターフェイスの変化が使い勝手の良さを生み出しているともいえる。
○サービスでのインターフェイス
さらに駅の切符の購入はどうだろう。昔は、行き先を駅員に告げ、代金を支払って切符を受け取ることだった。それが自販機(券売機)に代わり、インターフェイスはボタンからタッチパネルで、行き先の指定でさえ迷うほどインターフェイスの変化が激しい。最近はICカード乗車券で、チャージするといった機能も覚える必要がある。
このようなインターフェイスの連続的な変化はいかがなものか。不変と変化、共通と固有を統一的に検討するべき時かもしれない。
コメント