【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「YES引き出す企画書⑩:ピラミッドで表作成」から
2013/04/22
2013.4.18 日経産業新聞の記事「YES引き出す企画書⑩:ピラミッドで表作成」から
体系化した項目で表をつくり結論を一目瞭然に
コラムの著者 清水久三子氏(日本IBMでコンサルタント育成などを担当)は、企画書で多くの数字や情報を表示するには表は適しているが、使い方を誤ると読み手に理解されない事があると語る。
○表の特徴を捉えて利用する
【避けたい表】
- 何十行もある表を加工せずにそのまま企画書に貼ることは避ける:グラフなどの視覚的な効果を利用すること
- 表で伝えたいメッセージを表わしていない:メッセージが「急激な伸び」を示したいなら、数値ではなく、線グラフを利用する
- メッセージがない表:読み手に判断を委ねることになり、企画書の狙いである、相手の行動を引き起こすことはできない。
【選択肢を使った表】
グラフの利用ではなく、表をつかう場合として清水氏は、選択肢を比較する「比較表」が有効であるという。
- 縦軸と横軸の好転で情報をまとめた「星取表」形式:メッセージは数値以外の選択肢や対応を並べ、基準を決めて、○×等の記号で示す。
- 多くの選択がある場合:ロジックツリーを書いて、ピラミッド状に大・中・小の分類を行って体系化する。
多くの選択肢を分類する際は、内容を分解して共通項でまとめる、因数分解をおこなうと良いと清水氏は薦める。最後に、ノイズとなる細かい罫線などをカットすれば見やすくなる。
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