【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:西武とダイエーの因縁」から
2013/04/04
2013.3.28 日経産業新聞の記事「眼光紙背:西武とダイエーの因縁」から
都市伝説的な両社の行方は日本経済の転換期?
コラムの著者は、西武とダイエーに多くの共通点があり、都市伝説的に今後の日本経済の転換点となるのではと深読み?している。
○2004年10月13日
西武鉄道の大株主であったコクドの堤義明会長が、記者会見を開いた。有価証券報告書虚偽記載を発表、同会長はその責任を取って会長職を辞した。ほぼ同じ時刻、ダイエーは、自主再建を断念して産業再生機構による再建を選んだという。両社の因縁は、両社のビジネスモデルでも土地本位制を駆使した成長した点で同じであるという。
○再生途上で
両社はここにきて同じタイミングで再生に関してマスコミを賑わせている。共に大株主による経営方針を巡る問題である。
西武は経営陣から見れば敵対的TOB。ダイエーは友好的TOB。上場を控えた西武ホールディングス(HD)。西武は大株主から大規模なリストラを突きつけられ、ダイエーは5期連続赤字に対する経営の刷新が求められている。
ともに地域に密着しており、利害関係者も多い。日本の経済の縮図として転換点であるともいえる。
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