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2013.3.14   日経産業新聞の記事「YES引き出す企画書⑤:資料を構成」から

面倒だが相手の頭に地図を作る要領で

コラムの著者 清水久三子氏(日本IBMでコンサルタント育成などを担当)は、企画の内容を相手に迷うことなしに伝えるための「資料の構成」についてポイントを示している。

○全体像を相手に伝える

全体像は清水氏によると、相手の頭に描いてもらう「地図」になるという。分かり易く全体を理解してもらうためにも、図解などを工夫する。その際に、話の展開と論点を明らかにすることが重要。つまり、どんな順序で、何を話すかを示すことだという。

【話の展開】

  • 話題は3つ、多くて5つまでに。

【論点】

  • 適時、フレームワークを活用する。
  • (例)新規事業・・・3C、マーケティング戦略・・・製品、価格、流通、プロモーション・・・4P

○展開と論点でマトリックスをつくる

話の展開を横軸、論点を縦軸にして、地図を作製。これを目次の替わりにする。

○見出しを付ける

相手に記憶しやすい地図の「住所」を作る。

  • どうあるべきかを訴える企画書:「形容詞+名詞」で表現
  • 何をするかなど計画中心の企画書:動詞を含める

構成は全体像を描くことで、相手に道案内を行うことになり、中味を作る前に必ず行いたい。rvcarbushappy01

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