【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:エジソン精神、現代にも通じる先見性」から
2013/01/14
2013.1.9 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:エジソン精神、現代にも通じる先見性」から
エジソンの偉大さには後身を育てたこともある
コラムの著者 志村幸雄(技術評論家)氏は、発明王トーマス・エジソンが幾多の発明者とは別格であり、現代の知見者も称賛とあこがれを持っているという。
○エジソンの発明の定義
エジソンは発明を「それが人類にとって本当に必要なものか判断する能力である」と言っている。そして、一旦自分が狙いを定めた目標は結果が出るまで絶対にあきらめないことを決めていたという。このエジソン精神を信奉する知見者も多い。
志村氏は、日本発のスーパークロックの考案者 香取秀俊氏(東京大学教授)もエジソン精神の信奉者であり、100億年の時間を刻んでも1秒も狂わない精度の精密な光格子時計を考案した。
○製造業に息づくエジソン精神
志村氏はさらに元シャープ副社長で「電卓の父」と言われた佐々木正氏のことばにもエジソン精神が見られるという。つまり、「エジソン精神の継承が重要である」と佐々木氏は語り、白熱電球、蓄音機、映画の発明ストーリーを現代の開発研究者に話して聞かせ「何としても成功させるといった気概が乏しく、ただ新しいものを作れば買ってくれると思い込んでいる」ことに警鐘を鳴らしたという。
佐々木氏は、「エジソンは米国内だけでなく、各国の優秀な人財を集め、世の中に存在しなかったものを次々に創りだした。このエジソンの先見性に学ぶべきだ」と指摘したという。
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