【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:デザイン・マネジメント」から
2013/01/18
2013.1.10 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:デザイン・マネジメント」から
デザインから経営までのデザイン・マネジメント
コラムの著者 西川英彦氏(法政大学経営学部教授)が取り上げるのは、一般的にデザインと経営の両立が難しいとされるデザイン・マネジメントについて新市場開拓の面から解説している。
○デザインと経営の両立課題
デザイナーと経営者はお互いに遠慮するか過大に評価し合う傾向にあるという。西川教授は両者の深い理解こそが重要で、ときにはそれを理解できるコンサルタントの助けも必要であると説く。
○デザインコンサルタントの事例
西川教授が示すのは、2002年設立のデザイン会社アッシュコンセプト(東京・台東)である。同社名は著名ではないが、手掛けた商品は全世界で2千万個以上売れた「アニマルラバーバンド」(315円~630円)など雑貨店にいけば見つかる商品を扱っている。
自社製品だけでなく、メーカーがデザイン・マネジメントできるようコンサルティングにもあたる。そのメーカーが得意とする技術を見出してデザインに協力し販路を開拓、共に世界に通用するブランドに育てていくというもの。
マーカーはコンサルを受けて自立できるように支援することも重要である。デザインと経営の両輪が回れば、相乗効果を発揮し新市場の創造の可能性を高めるという。
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