【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:迷路・脱出ゲームが旬」から
2013/01/19
2013.1.11 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:迷路・脱出ゲームが旬」から
街自体が迷路となる?
コラムの著者 関沢英彦氏(博報堂生活総合研究所エグゼクティブフェロー・東京経済大学教授)が世の中の先行きが見えないことを反映してか、迷路や謎解きを楽しむ人が増えているという。
【迷路や謎解きの人気は】
先ずはアミューズメント系で増えている。
- 2013年3月:ハウステンボス(長崎県佐世保市)に5階建ての巨大迷路を新設する予定。370通り以上の縦横の通路を行き来し出口を探す。
- 2012年7月:富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は入場者数と脱出成功者の比率から「成功脱出率10万分の1」を売り物にしている
- 地下室に閉じ込められた設定で脱出を楽しむゲーム場が登場している。制限時間内にチームでパズルやクイズを解くというモノ
- ボルタリング:突起の付いた垂直な壁を登る。手や足のおきどころを1つでも間違えると立ち往生するというモノ:山と渓谷社の検索サイトでは全国230以上の施設があるという
書籍では
- 子供向け絵本:迷路を組み込んだPHP研究所の迷路絵本シリーズはこれまで9冊を出し計200万部を売り上げているという
携帯アプリでは、
- 東日本旅客鉄道(JR東日本):東京駅構内でスマートフォンを目印に向けると周辺情報を表示するサービスを実施している。拡張現実(AR)の応用で、迷路のような構内を分かりやすくする実験として進めているようだ。
このように、単なる迷路ゲームではなく、ビジネスや社会社会生活に応用される点が面白い。
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