【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:人生、すべて当たりくじ」から
2013/01/10
2013.1.1 日経産業新聞の記事「眼光紙背:人生、すべて当たりくじ」から
FLUX(フラックス)世代の思考
コラムの筆者が取り上げているのは、米国産業界で最近流行している新語FLUX(フラックス)についての考察である。
○不確実性や不安定な状況を前向きに捉えて受け入れる生き方
コラムによると、この新語は元々、絶え間ない流れとか流動を意味していたが、新語としての解釈は、先の見えない時代だからこそ、多くの不安を逆にそうした環境を楽しみ、新たな価値を生み出す考え方だという。
米ビジネス誌『ファストカンパニー』は変化を積極的に取り込む人たちをフラックス世代と名付けているという。
○国内の元気のよい会社は
リスクはチャンス、危機は見方によっては商機にも繋がるという。バブルが崩壊し、デフレ経済で大手流通業が立ちすくんできた間に、ユニクロ、ニトリ、ダイソーなどが成長のきっかけをつかんできた。
イトーヨーカドーOBの塙昭彦氏の持論は『人生、すべて当たりくじ』だ。『これ以上悪いことは起きない』と考えて、そこから人生を切り開いてきたという。左遷と誰もが思った中国事業立ち上げも『当たりくじ』と思って受け入れた結果、苦難の末に、成功したという。
社会は激動する。だからこそ、組織にフラックスな意識が出来るかが今年の転機かもしれない。
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