【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:3つの『見直し』に商機あり」から
2013/01/11
2013.1.4 日経産業新聞の記事「眼光紙背:3つの『見直し』に商機あり」から
ICT、コンテンツ産業の3つの見直し
コラムの筆者が取り上げているのは、ICT、コンテンツ産業の3つの見直しをてこに今後のビジネスの展開を示唆している。
○ソーシャルネットワークサービス(SNS)の見直し
人とのつながりが簡便で楽しさがあることからこれまで成長してきた分野であるが、つながりが増えることで自分が何をしているかが多数の知るところとなることに弊害が出てきているという。書き込みに対する反応にも時間が取られることもあり、さらに、ソーシャル疲れなる現象まで生んできている。
○ネットゲームの見直し
一本調子で成長してきたゲーム市場であるが、射幸心を煽らないように抑えてきた結果、ゲーム内でのプレミア性が失われ、ゲームから離れる人が増えてきたという。ゲームの内容も人気アニメ依存型でネタ切れの感があるという。
○ネット端末の見直し
タブレット端末に関しては、アップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフトとそろい踏みとなった。そういった中でスマートフォンとの関係がどうなるかである。利用時間がタブレット端末にどれだけ移行するかが、プラットフォームを考える上で重要となってくる。
今年は、これら3つのSNS、ゲームとタブレット端末は独立事象ではなく、お互いにかみ合い、時間とお金がどこにどう消費されるかがビジネスを考える上で重要なファクターとなるのは間違いなさそうである。
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