【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:アイデア・ひらめき、専門外との交流こそ大切」から
2012/12/25
2012.12.21 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:アイデア・ひらめき、専門外との交流こそ大切」から
専門外との交流にアイデアやひらめきが湧くキッカケ
コラムの著者 和田昭允氏(東京大学名誉教授)は、最先端技術のを発表し検討する学会でさえ、専門がちがうからと、交流をしない頭脳に対して危惧している。
○日経夕刊の連載記事「あすへの話題」の趣旨
和田氏によれば、連載の趣旨は、「科学技術には高い視点と広い視野が不可欠」だという。この連載が話題となって、多くの最先端技術を取り扱う学会からの講演の依頼が来る。しかし、多くが和田氏の専門外でお役にたてるかどうかわからないと話すと、専門的なことばかりだと視野が狭まって発展がなくなるという。
ただ、理学の中でも和田氏に関係の深い生物学関連の研究者からは「専門が違うから」との理由で断られる場合が多いという。和田氏はこの話に落胆し、理学にせよ、工学にせよ、未知の世界の探求・開発といった「頭の働きは」は基本的に同じだという。そこでは、先ず「解明したい」あるいは「作りたい」相手を決めることから始めるという。次に、その中にどんな要素群があるかを見極める。そして、それらの相互作用の因果のネットワークを追って、全体の構造・機能を理解したり製作する。
○専門外との交流はヒント
専門外との交流によって新しい考え方を交換でき、アイデアやひらめきが湧くキッカケができる。最初から「専門が違うから」といってキッカケを失っては勿体ないという。
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