【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:無人島の科学者は何をする?」から
2012/12/01
2012.11.27 日経産業新聞の記事「眼光紙背:無人島の科学者は何をする?」から
研究の本質を問う思考実験
コラムの筆者の逸話は、2012年の京都賞基礎科学部門(主催:稲盛財団)を受賞した大隈良典氏(東京工業大学特任教授)の記念講演会の話題からである。
○成功談に研究者の思いあり
コラムの著者が聞いた中で、大隈教授が、これまでこつこつと研究をしてきた中で初めて成功をおさめたとき、「競争の激しい分野で研究することが苦手。人がやらないことを手掛ける」を信条として基礎研究者らしく淡々と語ったところが印象的だったという。
「もし無人島に1人で住んでいたら、このような研究をするだろうか」。
これは、学生に研究者の心構えを説く中で、よく問いかける思考実験であるとのこと。研究は社会あっての営みである点を強調しながら、短視眼的な思考を避けることを意味していたという。
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