【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:カメラ機能、自分好みに」から
2012/12/13
2012.12.7 日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:カメラ機能、自分好みに」から
ノートパソコンとスマホの狭間
コラムの著者 内田勳氏(フォトグラファー)が最新カメラとスマートフォンとの関係についてフォトグラファーの目線で説いている。
【無線LAN機能とアプリによるカスタマイズがカメラとスマホの関係を微妙にした】
スマートフォンと無線LAN機能「Wi-Fi」搭載のデジタルカメラでその差がますますなくなってきたという。更に、今年11月のソニーのミラーレス一眼カメラ「NEX-6」では、カメラで使えるアプリケーションをダウンロードして好みの設定にカスタマイズできる機能が付いているという。さらに、スマートフォンをデジカメのシャッターの開閉を操作するレリーズとして使えるソフトやトリミング、水平補正などのレタッチソフトも搭載すれば、自分好みになるという。
スマホのアプリをインストールする感覚で撮影機能や写真加工機能を追加してカメラを自分好みにする。となれば、カメラと一緒に提供される写真加工ソフトも少なくなり、ダウンロードによる提供に切り替わっていき、やがて利用者は自分の好みのソフトだけを表示して使え、操作も単純となろう。このようなソフトを有料で提供できることはメーカーにとっても新たな事業として捉えることもできる。取扱説明書の更新やカメラのアップグレードもメーカー側から行える環境も整いつつあると言える。
内田氏は、カメラがスマホを追従し、次は音声認識によるカメラの操作かもしれないという。
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