【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「マニュアルNOW:韓国IT企業、人材・スキル磨く」から
2012/12/14
2012.12.11 日経産業新聞の記事「マニュアルNOW:韓国IT企業、人材・スキル磨く」から
紙だけでなく、組込アプリ、電子マニュアル、オンラインマニュアルなど多彩
コラムの著者 高橋慈子氏(テクニカルライター)が11月に韓国・ソウルで開催された2012KTCAカンファレンスを軸に、韓国の最先端マニュアル専門会社について語っている。
○IT企業の躍進する韓国では電子マニュアルの関心は高い
今回のカンファレンスの主要メンバーで、カンファレンスのプログラム企画も担当するハンセムEUGに高橋氏は赴き、社長のキム・ヤンスク氏にインタビューしている。
同社は、企画から提案できる韓国初のマニュアル専門会社。本社は水原市(スウォン)でサムソン電子の研究開発拠点に近く、従業員は約120人。韓国人のほか、米国人、インド人も働き、顧客は日本や米国にも広がっているという。
使用説明のマニュアルは、紙だけでなく、製品に組み込まれたアプリケーションソフトであったり、UI(ユーザー・インターフェイス)の知識やアプリケーション技術が不可欠だという。韓国もスマートフォンのアプリケーション開発に若手の人材をとられてしまい、海外に目を向けて採用活動をしているという。
○変わるマニュアルの姿
ICTの普及で、利用者側も変わってきた。それに対応する人材とスキルが必要であるという。韓国と日本の大きな違いは、決定から実行までのスピードで、韓国はアジャイルで、先ずは作ってみて調整していくといった形態を取ることでスピードアップしているという。
世界のIT市場を今やリードする韓国。マニュアルも最先端のUI研究から生まれてきている。
コメント