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2012.7.31   日経産業新聞の記事「眼光紙背:五輪サッカーと欧州の国家」から

欧州の国家感覚は戦争遂行、徴税の器?

コラムの筆者は、ロンドンオリンピックで優勝候補と言われたスペイン「代表チーム」がグループリーグから姿を消した背景に、サポータの意思が見え隠れすると語っている。

○スペイン「代表チーム」の実力は?

スペイン「代表チーム」は、日本の男子サッカーチームに0対1で敗れ、続く、ホンジュラス線でも負けた。下馬評通りではなく、言われたほど強くなかった?のではと疑念があるという。

事実、「代表チーム」はスペインで人気がない。というよりも、自分の街のクラブチームを愛しており、寄せ集めの「代表チーム」では、まあ頑張って、程度の応援だ。一方、都市対抗で、歴史的にも代理戦争の様相のあるクラブチーム同士の戦いは、独立機運のあるバルセロナのカタルーニャ地方等、ボルテージが非常に高いという。

○イギリスなども

ワールドカップなどの国際大会では、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドと別々に参加するイギリスも、40年ぶりにロンドンオリンピックに合わせてイギリス代表を編成したが、スコットランドや北アイルランドの選手は選ばれていないという。

○欧州の国家観

国家よりも自分の街と考える欧州人は多いという。歴史的のも都市国家から独立した国も多い。国家は、戦争のための連合とそのコスト負担を行う徴税の仕組みという感覚かもしれない。happy01soccer

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