【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「実践!ワークライフバランス(WLB)経営①:制約をハンディにしない」から
2012/08/24
2012.8.21 日経産業新聞の記事「実践!ワークライフバランス(WLB)経営①:制約をハンディにしない」から
女性、多様性が活躍する職場作りが業績向上のカギ
コラムの筆者 渥美由喜氏(東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長)は、不況の厳し時代だからこそ、人財能力を十分に出せる環境WLBを考えるべきだという。
【今こそ、筋肉質な職場に変える好機】
渥美氏は、ワークライフバランス(WLB)が取れている中堅企業は、この不況の中でも規模を問わず3割近くの売上高の変化を見せているという。近視眼的に見ればWLBは後回しにされがちだが、経営効率を上げ、生き残りをかけるという今だからこそ、筋肉質な職場に変えるチャンスだという。
【ワーキングマーザーなどのインタビューを通じて得た共通性】
渥美氏は、制約がありながら会社や社会に活躍する人たち百数十人(大半は女性)にインタビューして、以下のようなMRPUPという共通性に気付いたという。
多くの場合、メンター(話し相手)、ロールモデル(将来の手本)、パートナー(夫や仕事相手)に恵まれ、そして優秀であるという。優秀とは、
①出会いを大切にする。誰からも学ぶ姿勢がある
②向上心に富む
③ワークにしてもライフにしても真摯に向き合う
ことだという。活躍する男性では①②は持ち合わせているが、③はかけているという。
さらに、ポジティブシンキングで切り替えが巧い。
【両性、多様な人たちがWLBに取り組めば効率が上がる】
WLBの効用は、
①優秀な人材の確保
②従業員の勤労意欲の向上
③業務の効率化
④多様な視点をビジネスに活用できる
だという。渥美氏は、このコラムを通じて具体的なWLB経営について語る。
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