【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:真のグローバル企業へ」から
2012/07/06
2012.7.3 日経産業新聞の記事「眼光紙背:真のグローバル企業へ」から
空洞化からグローバル化に変貌する日本企業
コラムの筆者は、3年もすれば、日本企業は、グローバル化が進んだと評価されると予想している。
○世界的な耐久消費財の需要
家電製品や自動車といった耐久消費財の需要が一気に世界中に広がってきている。また、これまでの日系企業の輸出による供給は、円高や労働コストの問題から、限界にきているという。となれば、各企業の現地生産化がその解決策となる。
○新興国の連続的な勃興とニーズの変化
現在の新興国が、これからの新興国であるとは限らない。つまり、次々と新興国が生まれ、それまでの新興国はやがて、低価格競争以上に豊かな所得を背景に、中級品から高級品へと次第に移行していくというのだ。
さしあたり、サプライチェーンとしての新興国を相手にしたビジネスも急速に様変わりするという。旺盛な需要を背景に、世界市場を視野に入れたグローバルベースの生産体系に変貌することから、為替変動や天変地異、地政学的なリスクを最小限に抑えることができる。これを推し進める日本企業も多くがグローバル企業として成長することになる。
以下にこのニーズをとらえ、全世界的な生産ネットワークを組めるかが、これからのキーとなろう。
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