【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:スマート社会、センサーに知恵内蔵」から
2012/06/23
2012.6.19 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:スマート社会、センサーに知恵内蔵」から
スマート社会でどう具体化されるか
コラムの著者 山﨑弘郎氏(東京大学名誉教授)はスマートコミュティー(環境配慮型都市)でセンサーの位置づけが大きく変わると語る。
○インターネットのつながりの変化
これまでは、人と人とをつなげるインターネットが、ヒトとモノ、モノとモノをつなげるようになるらしい。さらに、次世代送電網や高度道路交通システム(ITS)が融合し、快適さと省エネを考えた街づくりができるらしい。
○センサーネットワークが人に優しい社会を創る?
山﨑教授によれば、センサーもこれまで機械や環境の情報を収集して人間や機械に提供して人間が活用するといった形態から、収集される対象が機械や環境だけでなくヒトにも行われ、自動的にヒトにこれを働きかけるといった形態も考えられているそうだ。
例えば、交差点における歩行者の中から高齢者や障害者をセンサーで認識し、信号が変わるタイミングをかえるといった応用が考えられている。いわば、賢いセンサーである。
○課題は多い
エネルギーの合理性や安全安心の確保、個人のプライバシーの尊重、ヒトへの優しさの配慮を具体的にどう実現し、スマート社会でどう戦略化するかが、単なるハードウェアであるセンサーの問題では最早ないという。
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