【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:『うどん県』周辺自治体を刺激」から
2012/06/14
2012.6.5 日経産業新聞の記事「ネーミングNOW:『うどん県』周辺自治体を刺激」から
ネーミングが地方のマーケティング活動に火をつけた
コラムの著者 ネーミング&コピーライターの岩永嘉弘氏は香川県観光協会から県が一致団結した広報スローガン「うどん県」の話題に触れ、その展開について考察している。
【呼び名=ネーミングの事例】
うどん県が何時しか、呼び名として使われ、さらに、合言葉として様々な企画を展開している。もちろん、香川県名産の讃岐うどんを主軸にした企画はもちろん、
- うどんかりんとう:菓子
- うどんアイス:氷菓子
- うどんバーガー:ワーストフード
- うどんソフトクリーム:氷菓子
- うどんドロップ:菓子
- うどんドレス:衣料
- 讃岐うどん風呂:入浴剤
など多数の展開を見せている。さらにこれを今年は「うどん県。それだけじゃない香川県」としてうどんを象徴、アイコンとして、それだけでない香川県の魅力をアピールしようという狙いだ。
【周辺自治体へ飛び火】
香川県と瀬戸内海を挟んで、はす向かいの広島県の動きが速かったと岩永氏は語っている。
「おしい!広島県」がスローガン。おしい!は、おいしいの一歩手前であると、牡蠣、広島風お好み焼き、名産のレモン、平家のゆかりの地であることを持ち出し、「最後に負けておしい!」と嘆いて見せている。今や「おしい!委員会」まで立ち上げ、企画の軸になっているようだ。
うどん県の企画、周辺県にも影響があるようだ。
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