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2012.1.30   日経産業新聞の記事「眼光紙背:シェールガスが変える世界」から

米国が資源大国へシフト?

コラムの著者が指摘するのは、代替エネルギーとして今後10年、20年と話題となる「シェールガス」(▶参考)である。wikipediaによると、

シェールガス英語: shale gas)は頁岩(シェール)層から採取される天然ガス。従来のガス田ではない場所から生産されることから、非在来型[1]天然ガス資源と呼ばれる。

アメリカ合衆国では1990年代から新しい天然ガス資源として重要視されるようになった。

とある。採掘技術の発達で、エネルギー価格、資源分布、通貨政策まで影響を与えるとコラムの著者は予想している。

先ずエネルギー価格としては、欧州の3分の1、日本の6分の1と圧倒的に安価となる。米国は2030年までにエネルギーの純輸出国に変わるという。

採掘技術は既存の天然ガス採掘と同様であり、資源分布が、中東・カスピ海中心から米国カナダ一帯、中国、ロシアに移行する。日本は火山国であるため残念ながら、この資源に恵まれない。

資源の中東依存が低下すると、自由度が広がり、たとえホルムズ海峡が封鎖されても大きな打撃になならず、原油価格が上昇しても、米国のエネルギー価格は低位安定する。インフレの懸念も消え、金融政策の自由度も高まる。通貨政策も、シェールガスの取引拡大でドル高になりやすくなるだろう。

日本は、円高からは逃れられそうだが、貿易赤字下の円安はコスト高になる。すなわち、米国からの低コスト資源を今からでも資源戦略に組み込むことが必要となろう。happy01

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